出張や仕入れ、外注など、海外との取引がある事業者にとって、海外でスムーズに使える法人カードは欠かせません。選ぶポイントを押さえれば、海外でも安心して利用できます。
1. 国際ブランドの対応状況
VISA・Mastercardは世界中で使える汎用性の高いブランドです。一方でアメックスやJCBは一部の国・店舗で利用できない場合があるため、用途に応じたブランド選びが重要です。
2. 為替手数料の確認
海外での利用には「海外事務手数料(為替手数料)」がかかります。通常は1.6%〜2.2%程度ですが、カードによって差があるため、事前にチェックしておきましょう。
3. 海外旅行傷害保険の有無
海外出張中の病気や事故に備えて、付帯保険がある法人カードを選ぶと安心です。カードで航空券などを購入した場合に適用される「利用付帯」か、自動で適用される「自動付帯」かも確認を。
4. 海外キャッシング機能
現地通貨の調達に便利なキャッシング機能も、緊急時には役立ちます。ただし利息がかかるため、短期間で返済することが前提です。
海外取引が多い事業者は、法人カード選びで現地対応力とコスト面のバランスを意識しましょう。