法人カードは何がある?コーポレートカード・ビジネスカードの違い

法人カードには大きく分けて「ビジネスカード」と「コーポレートカード」の2種類があります。どちらも法人名義または代表者名義で発行され、業務用の支払いに利用するクレジットカードですが、対象となる企業規模や用途、機能に違いがあります。


■ビジネスカードとは?

ビジネスカードは、中小企業や個人事業主向けに発行される法人カードです。比較的審査が通りやすく、代表者の信用情報をもとに発行されるケースが多いため、起業間もない法人や個人事業主でも作りやすいのが特徴です。

【主なメリット】

・経費管理が楽になる

・会計ソフトと連携しやすい

・ポイント還元やキャッシュバックあり

・空港ラウンジ・出張サポートなどの特典付き

・追加カードで従業員にも配布可能(上限あり)

【こんな人におすすめ】

・個人事業主、副業を法人化したばかりの人

・社員数1〜20人ほどの小規模事業者


■コーポレートカードとは?

コーポレートカードは、大企業・中堅企業向けに設計された法人カードです。発行にあたっては、企業の信用情報や財務内容に基づく審査が行われ、代表者個人の保証は不要であるケースがほとんどです。

【主なメリット】

・従業員用の追加カードを大量に発行可能(数十枚〜数百枚)

・一括請求・部署ごとの利用管理が可能

・社内の経費精算システムと連携しやすい

・高額決済や海外出張にも強い

【こんな人におすすめ】

・社員数50名以上の中堅・大企業

・各部署ごとに経費を管理したい法人

・多くの出張・会食・接待がある企業


小規模事業者にはビジネスカード、大企業にはコーポレートカードがフィットします。自社の規模や経費の管理体制に合わせて、適切な法人カードを選ぶことが、経費処理の効率化や信用力の向上につながります。

なお、最近は「法人カード」という名前であっても中小企業向け(=ビジネスカード)に設計されていることが多いので、カードの名称よりも、発行条件や機能を確認することが大切です。

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