クレジットカードには「国際ブランド」と呼ばれるロゴマークが必ず記載されています。これはそのカードがどの決済ネットワークを利用しているかを表すもので、利用できる店舗の範囲や特典、セキュリティ対応などに違いがあります。
代表的な国際ブランドには、VISA(ビザ)、Mastercard(マスターカード)、JCB(ジェーシービー)、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)などがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
■ VISA(ビザ)
世界シェアNo.1。約200以上の国と地域で利用可能。
【特徴】
・海外・国内ともに圧倒的な対応力
・ほぼすべてのネットショッピングや店舗で使える
・汎用性が高く、1枚目にもおすすめ
・カード会社によってサービス内容が異なる
■ Mastercard(マスターカード)
VISAに次ぐ世界2位のシェア。特にヨーロッパに強い。
【特徴】
・VISAと同様に高い国際対応力
・タッチ決済の普及が早く、利便性も高い
・キャンペーンや割引優待が多いカードも
■ JCB(ジェーシービー)
日本発の国際ブランド。国内では非常に強い。
【特徴】
・日本国内での使い勝手が抜群
・JCBラウンジや東京ディズニーリゾート特典など独自サービスあり
・海外では使えない地域が一部あり(特にヨーロッパ)
■ American Express(アメリカン・エキスプレス/アメックス)
富裕層・ビジネス層向けのイメージが強いブランド。
【特徴】
・空港ラウンジ、トラベルサービスなど特典が豊富
・海外旅行傷害保険や手厚いサポートが魅力
・年会費が高め、店舗によっては使えないケースも
■ Diners Club(ダイナースクラブ)
アメックス同様、ハイステータスカードとして知られるブランド。
【特徴】
・限定イベントや上質なレストラン優待などの特典が豊富
・利用者は主に富裕層やビジネスエグゼクティブ
・加盟店数はやや少なめ
国際ブランドは「どの店で使えるか」だけでなく、サービスの質や使い勝手に関わる重要な要素です。
カードを選ぶときは、**国際ブランド × 発行会社(例:三井住友カード、楽天カードなど)の組み合わせで、あなたのライフスタイルに合った1枚を選びましょう。